U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

目と感性

381 特支学級記2/12金 目と感性

 

朝、いつものように立哨。

1日頑張れば休みだと思うと心も足取りも軽い。

 

1時間目。

CDと授業。

宿題直しと感謝の手紙。

CDは6年生なのだが

クラスで担任にメッセージカードをプレゼントするようだ。

素敵な子どもたちだ。

教師という職業は

こういうことがあるから辛いこともあるけど頑張ってよかったと思える。

CDも1年間の感謝の気持ちを込めて手紙を書くことができた。

 

2時間目。

全員交流の時間。

1時間目から戻ってこないEが心配になり様子を見に行く。

Eの交流クラスの近くに行くと階段の踊り場にEがいた。

表情が浮かない。

どうしたのか聞いてみると

1時間目に学習サポートに来てくれる大学生へ感謝の手紙を書いたらしいのだが

Eは一緒に授業をしたことも遊んだことも話したこともなかったようで

何も書けなくてイライラしてしまったとのこと。

時間割の変更があるなら連絡をしてほしかった。

もしくは支援級に戻してほしかった。

ただ、イライラしている状況でも

Eは自分の言葉で自分の気持ちを話すことができたのは大きな成長だ。

今までだったら黙ったままだった。

こういうところでも成長を感じることができる。

小さいことだし、気づきにくいことかもしれないが

ここに気づき、きちんと賞賛したり価値づけたりできるかどうかで

子どもの成長は大きく変わる。

今もこれからも気付ける目と感性を養い続けたいものだ。

 

3時間目。

全員での授業。

宿題と宿題直し。

終わった人は、図工の課題に取り組んでいた。

男の子は、図工の工作とか理科の実験キッドとかが大好きだ。

あればずっとやっている。

こういう時の集中力は本当にすごい。

各々の作品を見たり、教え合ったり、褒め合ったりしながら

学習に取り組んでいた。

 

4時間目。

全員交流の時間。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

煽り禁止ルールがよかったようで

子どもたちから今日も煽り禁止ルールねと意見が出された。

今日も喧嘩もなく楽しく遊ぶことができた。

 

5時間目。

ABと授業。

国語で表現の工夫について学習する。

リフレインや倒置法、比喩について話をする。

いくつかABに問いを投げかけた。

丸い と 丸い丸い では、どちらの方がより丸く感じるか。

出た出た○○ と ○○が出た出た では、どちらが続きが気になるか。

君の言葉は、ナイフみたいだねとは、どんな言葉か。

こんなようなことを投げかけながら表現について考えた。

国語の時間は、思考させることが大切だと私は思っている。

言葉に注目させ、状況や情景、意味を考えさせる。

脳を鍛え、脳に汗をかかせる。

あっという間に時間が過ぎた熱中した時間だった。

 

6時間目。

全員交流の時間。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

のんびりとした土日を過ごそうと思います。