U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

心も成長

354 特支学級記12/22火 心も成長

 

朝、いつものように立哨。

今日もいつもより暖かい。

暖かいと助かる。

 

1時間目。

全員交流の時間。

今日も他の支援級の子を預かる。

ここ2週間近く預かっている。

預かるといっても1日ずっとというわけではなく

朝と落ち着かない時、トラブル防止をする時という感じ。

その子の居場所が2つになったという感じ。

その子のリクエストに答えて

自縛少年花子くんの絵をミニ黒板に描く。

なかなか上出来。

その子も満足げだった。

 

2時間目。

ABと授業。

漢字の学習を行う。

彼らは今、たくさんの字が読めるようになりたいと

漢字を頑張って学習している。

目標があると自然とモチベーションも上がる。

よく使う漢字や彼らが書きたい漢字、マンガに出てくる漢字を学習する。

何か楽しみながら、生活に結びつくように学習したいところだ。

 

3時間目。

Eと授業。

Eも漢字の学習を行う。

しかしABがなかなか交流の学習へ行かない。

授業開始から○分たったよと伝えるだけであえて何も言わない。

表情と態度から頻繁に声をかけると荒れそうだと判断したからだ。

10分経ってようやく向かった。

その後、交流の様子を見に行くと

教室に入らずに水道の近くに座って2人で話をしていた。

サボっているのかと思い、ちょっとイラッとしたがグッと堪える。

どうした?大丈夫か?とだけ声をかける。

5分後、再び様子を見に行く。

同じように声をかけ、さらに授業開始から○分たったよと声をかける。

また5分後、様子を見に行く。

教室に入り話を聞いていた。

 

4時間目。

Eと授業。

ABは3時間目から続いて交流に行っている。

名誉挽回ではないが

3時間目の分、次の時間頑張るという姿勢は良い。

こういうことができるようになったのは2人の成長だ。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

楽しくできた。

 

5時間目。

Eと授業。

少し漢字を学習してから

Eとゆっくりと話をする。

こういう時間を大切にしている。

普段は6年生に多くの時間を割かざるを得ないのだが

ゆっくりと時間が取れる時にはしっかり話をする。

Eも嬉しそうだったのでよかった。

 

6時間目。

ABと授業。

スクールサポーターの学生にお礼の手紙を書く。

来た時にいつも鬼ごっこをやってもらっているのだ。

スクールサポーターさんが2学期来るのが今日が最後だと知り

自分たちで手紙を書きたいと言ってきた。

感謝の気持ちを形にして残すのはとても大切なことだ。

この気持ちが自然と芽生えるようになったのだから

ABの心の成長をとても感じる。

立派になったものだ。

スクールサポーターさんに手紙を渡すこともできた。

ABは照れていたがしっかり渡すことができた。

 

放課後。

2件電話。

逃走中の様子を学級通信にまとめる。

学級通信も101号になった。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

あと3日。

今日も笑顔を大切に頑張ろうと思います。