U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

月曜と天気

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特支学級記6/22 月曜日と天気

 

朝、昇降口に立つ。

雨は降っていないがどんよりとした天気。

1週間のスタートがこの天気だと

全体的に気分も暗く感じる。

 

1時間目。

支援級全体での授業。

農園での活動を予定していたが

雨が降ってきて各教室での活動になってしまう。

急な予定変更でちょっと荒れるかなと思ったが

落ち着いていたので子どもたちの成長を感じる。

教室に戻って水槽の掃除をしたり教室の片づけをしたりした。

水槽を掃除しようと思ったら事件が起こる。

メダカが全部死んでいたのだ。

スジエビ?だけが生き残っていた。

子どもたちは

このエビがメダカを殺したに違いないと大合唱。

しかし、生物に詳しい昨年度私のクラスだった子に聞くと

エビは肉食じゃないから違うと言われる。

子どもたちは、彼が言うのだから間違いないとなる。

絶大な信頼を寄せている。

Eが5年生の理科の教科書を持ってくる。

5年生の理科でメダカの学習をしているのを思い出して

何かわかるかもと持ってきたようだ。

こういう学びってすごくいい。

教科書をみんなで見る。

そうすると、みんなで推理をし始めた。

・メスが1匹しかいないから、オスの争いではないか

・えさのあげすぎではないか

・日光があたって、水温があがったからではないか

教科書を読みながら、真剣に考えている。

1時間の授業よりも濃密な充実した学びの時間だ。

そして、これからどうするかを考える。

・まずは水槽を洗ってきれいにする

・メダカを買うとしたら、オスメス2匹ずつ

・えさは火曜と金曜にあげる

・日光があたらないようにカーテンを閉める

・水温計をつけられたらつける

子どもたちの力ってすごい。

 

2時間目。

全員支援級での授業。

1時間目の続き。

 

休み時間。

ちょっとトラブル。

いつものように教室で遊んでいると

Cが突然キレだす。

みんな驚き、なぜ怒ったのかわからないでいる。

しだいにCのキレている様子や態度を見て

周りのABもイライラしだす。

こうなるとやっかいだ。

すぐにCから話を聞く。

その後BとAに話を聞く。

あっという間にクールダウンはしたが

またいつキレだすかわからない。

月曜でどんよりした天気の日はダブルパンチでつらい。

 

3時間目。

全員交流の時間。

 

4時間目。

全員交流の時間。

4時間目の始まる前に

何かざわついている。

AがEに向かって先生に言った方がいいんじゃないと言う。

何かあったのか。

Eに聞くと今は大丈夫という。

話したくなったら言うように伝える。

4時間目後半に話を聞くと

またしてもEとBが関わっているようだ。

なんだか落ち着かない。

話を聞く。

指導は短く、端的に、起こさないための行動を教える。

 

昼休み。

水草の中に何か動いているものを発見する。

取り出してみると何かの幼虫だった。

それを交流クラスに見せに回る。

気持ち悪いと言う子、可愛いと言う子、いろんな子がいた。

うちのクラスの子との話題の1つになればそれでいい。

 

5時間目、6時間目。

全員交流の時間。

 

 

こんな天気がこれからも続くと考えると気が重いです。

梅雨よ、早くあけてくれ。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。