U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

想像力をもつ

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想像力をもつ

 

今日は、分散登校。

2時間授業をやって下校する。

分散登校が始まったとはいえ、まだ休校中なのだ。

子どもたちは

今週と来週で1回ずつ登校する日が設けられている。

子どもの数が多いと

3密を避けるためにこういう形になってしまう。

週1日だが子どもたちに会えるのはとてもうれしいものだ。

 

 

朝、子どもたちが登校してくる。

あいにくの大雨。

初日からびしょびしょだ。

私のクラスの子どもも登校してきた。

今日は1人だけ。

雨の中の登校で疲れていた。

教室につくとリラックススペースに倒れこんだ。

久しぶりの早起き、大雨の中の登校は

さすがに負担が大きい。

朝の会の時間までゆっくりさせる。

 

朝の会になり、交流へ。

どのクラスも10人前後しか来ていない。

間隔をあけて座っている。

これぐらいゆとりがあると

先生も子どもたちも余裕があっていい。

学校再開になってもこれぐらいのゆとりがあるといいのだが。

 

1時間目。

学期のめあてを書く。

1対1なので対話をしながら決めて、書くことができた。

本来の支援級の形はこうなのだろう。

支援級も1クラスあたりの人数が多いし

教員と支援員の数が足りていないことを改めて実感した。

めあてを決めるときには

子どもたちの自分で決めたを大切にする。

自己選択、自己決定をさせることで

子どもたちの取り組む意欲が変わってくるからだ。

自己選択し、自己決定してできたときには

子どもたちの自信にもつながる。

この積み重ねをしていくと子どもたちの姿は確実に変わる。

失敗しても大丈夫

失敗しても先生がいるから大丈夫

と安心、信頼があるとさらによい。

めあてを書き終え、教室で少し遊ぶ。

ストラックアウトビンゴゲームをやった。

2人で話しながら楽しくできた。

幸せな時間だ。

 

2時間目。

一斉下校の準備。

帰りの用意をさせ、Cと一緒に体育館へ。

準備の仕事を手伝ってもらった。

テキパキと動いてくれた。

今日はほめてばかりの1日だ。

 

一斉下校。

私は今年から交通の担当なので、登下校関係は私の仕事なのだが

とてつもなく悲惨な状況となってしまった。

初めての下校の仕方で

相次いでトラブルが起こる。

今考えると、そうなることは予想はできた。

今回の原因は

準備不足と想像力の乏しさだと反省。

通常パターンのAを計画として考えたときに

トラブルがあったときようの

Bパターン、Cパターンも計画の中に入れておく必要があった。

早い段階でそれを示すことができれば改善することもできたかもしれない。

順調に進めばではなく

常に最悪の状態を考えてリスクマネジメントしなければならない。

反省、いや猛省である。

 

放課後、一斉下校の見直しをする。

各学年の主任に頭を下げて、教えを乞う。

謝り、反省し、考え、アドバイスをもらい、改善する。

どの先生方も

こんな状況でいろいろ考えながらやってて大変だったね。

最初だからしょうがないよ。

全然大丈夫だからね、そんなに気にしないで

と優しく声をかけてくださった。

感謝の限りである。

良い先生方にも恵まれた。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日も一斉下校。

日々成長できるよう、一生懸命に頑張ります。