U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

体験に勝るものなし

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体験に勝るものなし

 

分散登校2日目。

私のクラスの子どもは今日も1人。

昨年度も関わっていたが、今年度から私のクラスになった子どもだ。

1人にたっぷりと愛情を注ぎながら指導ができる。

関係づくりにはもってこいである。

 

朝、教室に行き

子どもと話しながら宿題を見たり、1日の予定を話す。

ある程度の関係ができているので

緊張感もなくリラックスして話をすることができた。

その後、朝の会へ。

この子どもBは昨年度は朝の会に参加できなかったのだが

今年度は

いきなり教室に入り、朝の会に参加することができた。

分散登校で人数が少ないというのもあるが

自分で決めて、自分で参加したことにとても驚いた。

最後まで話を聞き

交流担任に「〇〇先生(私)と勉強してきます」と言って

戻ることができたのである。

教室に戻りながら、ほめにほめた。

 

1時間目。

自己紹介カードの作成。

私の目標を参考にしながら自分で考えることができた。

漢字を使って書こうとしていて、どう書くのかを聞いてくる。

教えながら、漢字で書こうとがんばることをほめた。

あっという間に書き終えてしまい

その後はストラックアウトビンゴゲームをやる。

かなり盛り上がった。

途中で1人教室にやってきた。

昨年度、毎朝迎えに行っていた彼だ。

今年は別のクラスとなったがやることが終われば遊びに来る。

快く受け入れ

3人でゲームの続きをやる。

楽しくできたので2人とも大満足。

こういうゲームを通して関わっていくと

関係がつくりやすいのでおすすめである。

 

2時間目。

体育館で一斉下校の準備をする。

Bにも手伝ってもらった。

Bは、私の指示をよく聞き、テキパキと動いてくれた。

体育館の窓をあけ、班の番号順にカードを並べ

足ふき用のぞうきんを各出入り口に並べ、モップで掃除をしてくれた。

感謝の気持ちを伝え、おおいにほめた。

その場にいた先生にもほめられて、照れながらも嬉しそうだ。

準備の手際が良すぎて時間がかなり余った。

話をしながらのんびりと過ごす。

 

一斉下校。

昨日の反省を踏まえ、計画を作り直した。

自分1人で考え、作るのではなく

多くの人に助言をいただきながら作ったことで

理解もしてくれるし、より自分事として考えてくれて

とても協力的にサポートをしてくれたように感じた。

日頃からたくさんサポートしていただいているのだが

何かこう雰囲気が少し違うのである。

より柔らかく明るく温かい色が見えるような気がする。

 

さて、今日はどうなるか。

先生方も昨日体験していて、やり方がわかっていたこともあり

昨日よりもかなりスムーズに下校をすることができた。

私自身も体験したことにより

全体の流れ、起こりうるトラブルもイメージでき

昨日よりもいくらかはマシになった。

百聞は一見にしかず

経験に勝るものなしである。

こういう実体験が人を大きく成長させる。

子どもたちにもこういう体験や経験を多く積ませたいものである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は、とても寒いです。