U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

つなぐ②

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つなぐ②

 

昨日に引き続き書いていこうと思う。

子どもたちとの信頼関係を築くことができた

次の段階についてである。

 

それは、交流学級の子どもたちと信頼関係を築くことである。

これができるとがらりと変わる。

私の自治体では、子どもの実態に合わせてだが

国語、算数以外はおおむね交流で行っている。

交流で過ごす時間が多いのだ。

そのため、交流での過ごしやすさや人間関係が

支援級の子どもたちの生活に大きく影響する。

より過ごしやすくなるためにも

彼ら彼女らの言動や学習に対する配慮について

子どもたちが少しでも理解をもってくれたら

これほど助かることはないと思う。

ある本で

私たち教師が行う配慮を子どもたちが配慮と思うかどうか

というようなことが書かれていた。

配慮を配慮と思わず

『えこひいき』や『ずる』ととらえてしまうことがあるからだ。

配慮を配慮として捉えることができ

なおかつ関わり方や悩み事を気軽に言えるように

交流学級の子どもたちとも関係を築いていくべきだと私は思う。

 

私は、交流学級の子どもたちと関係を築くために

いくつかのことを行った。

積極的に話しかける。

一緒に遊ぶ。

名前を呼んで、ほめる。

子どもたちの趣味を知る。

自己開示をする。

自分のクラスの子どもたちと信頼関係を築くときと

似ている部分が多くなっている。

この中で、新たに行ったのは名前を呼んでほめるである。

具体的に

支援級の子どもが何か手伝ってもらったり、教えてもらったり

私が子どもたちに教えてもらったりしたときに

その子の名前を呼んで「ありがとう」と伝えるのである。

さらに時間をおいてから

先ほどの子どもに「あのときは、ほんと助かったよ。ありがとう。」

とまた伝える。

1つのことで2回感謝を伝えれば

自然と交流学級の子どもたちと話す機会が増える。

しかも、それが全部良いことやほめられることなのだから

子どもたちは嫌な気はしないはずだ。

たくさん関わる中で

「この先生おもしろいかも」「この先生と話すと楽しい」

と交流学級の子どもたちが思ってくれると関係を築きやすい。

会話が増えれば、子どもたちのことを知ることができ

支援級の子どもたちと共通の趣味やゲームがあれば

自然とつなげることができる。

放課後遊ぶような仲になったらうれしい。

 

今回は、交流学級の子どもたちと信頼関係を築くことについて書いた。

関わる時間の少ない中で関係を築いていくのは簡単なことではない。

私が、交流学級の子どもたちと関係ができたなと感じたのは

2学期になってからであった。

すぐにできるものではない。

地道にコツコツやっていくしかないのだ。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

出勤時間が遅くなったので

朝、時間にゆとりがあって嬉しいです。