U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

虚しさ

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特支学級記1/10 虚しさ

 

朝、いつものようにAの登校指導。

今日も笑顔だ。

Bはマスクをつけての登校。

とてもだるそうにしている。

健康面も精神面も注意して過ごさなければいけない。

体調のすぐれないときには

何がきっかけで怒りだしてしまうかわからない。

 

1時間目。

3年生と授業。

国語。

名詞、動詞、形容詞の言葉分け。

2学期の復習だ。

名詞はすぐに分けることができる。

動詞と形容詞は語尾を見るとわかると教え、例題をいくつかやる。

説明時間を長くとるより、やってみればわかることの方が多い。

なるべく言葉を削る。

仲間分けをさせてみると、すらすらと分けることができた。

 

2時間目。

3年生と授業。

□を使った式について。

問題文を物語のように読み、数字や□を子どもに言わせる。

立式はこれでできた。

問題は、□を求めるためには別の指揮にする必要があることだ。

黒板で全員一緒に進めていく。

1問目は説明、2問目からは子どもたちに発言させる。

=の右側と左側で移動すると

+→ー、-→+、×→÷、÷→×

と変わることを理解し、答えていた。

計算は、電卓を使わせる。

考え方を身につけさせるところでは、計算は電卓でいいと思っている。

将来は電卓を使うことになるだろうから

電卓に使い慣れさせておくという目的もある。

 

3時間目。

空き時間の予定だが、入ってくださる先生が別対応で来れない。

いつも通りABCDと過ごす。

少し学習をして、コミュニケーションをとる。

 

4時間目。

3年生と授業。

内容は2時間目と同じ。

 

5時間目。

CDと授業。

図書室へ。

冬休みの本を返却し、新しい本を借りる。

CDは、楽しそうに本を選んでいる。

読書の楽しさを知っているのはいいことだ。

 

6時間目。

ABの交流クラスとレクを楽しむ。

年が明けてから交流クラスの子どもたちとも

関係がさらによくなっている。

終業式の日に

「3学期は、捕まえてやるからな。」

と私が言ったことを覚えていて

増やし氷鬼をとても楽しみにしていたらしい。

ABと交流クラスの関係も

私と交流クラスの関係も非常に良好だ。

ABも交流学級での学習にとても前向きに取り組んでいる。

 

放課後。

あるベテランの方に、問題点を指摘する。

感情的になられてしまい、どうにもならない。

正当なことは言わない方がいいことがわかった。

周りがまったく見えていないことに心底がっかりし

声の大きさと怒りの感情で押し切ろうとすることに

虚しさすら感じた瞬間だった。

ある方の言動で貴重な学びを得られた。

何事もポジティブにとらえたほうが自分のためになる。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日は夕方に、リーグ2位になったので表彰式です。