U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

正体

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特支学級記11/25   正体

 

今日も朝からBの調子が悪い。

学校の中へ入ろうとせず

「帰りたい」と言って、門から何度も出ようとする。

理由を聞いても言いたくない。

家でも「行きたくない」と言い

休んでもいいんだよと言うと、「行くよ」と怒鳴る。

そんなこんなで1日が始まる。

Bが落ち着いたのが30分後。

支援級全体での自立活動の時間が始まってからだった。

別のクラスの仲の良い人と話に行ってくると言って

何事もなかったかのように行ってしまった。

 

イライラする正体は何なのか。

6時間目に明らかとなる。

2人きりで話をした。

すると、ぽつりぽつりと話し始める。

暗くなるのが早く、母親が帰ってくるまでの1人の時間が不安

誘拐のニュースを見て不安

ゲームのやりすぎで寝不足

嫌な授業があった

話すことができたのだからえらい。

大きな一歩であり、大きな成長である。

やはり対話は大事だと改めて感じた。

あとは、本人と家族と1つ1つどう改善していくかである。

子どものために

一緒に支えていきましょうというスタンスを大事にしたいところ。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。