ちがい
私たちの目的は
子どもたちに学力をつけること、人としての成長を支えることだと考えている。
そのために、協力し、子どもたちの指導にあたる。
協力者であり、高めあう仲間であり、目指すべき方向は同じはずである。
しかし、教員同士は対立構造になることが多々ある。
授業の行い方や行事の進め方、子どもとのかかわり方、支援の仕方など
細かいことも含めて、意見がぶつかるのだ。
意見がぶつかったとき
折り合いをつけて受け入れたり、さらによい考えにつなげたりできる場合もある。
そうでない場合、批判的に、否定的になってしまいがちである。
「あの人の考え方はダメだ」
「この前、あの人はこんなことを言っていた」
自分の考えややり方があるのはわかるが
それが正しい考えややり方かと問われれば否である。
子どもとの関係、声をかけるタイミング、子どもの性格やそのときの精神状態など
さまざまなことが好条件が重なって、その時はうまくいったのかもしれない。
教員は1人の人間である。
考え方もものの見方も教育観も1人1人ちがう。
だから、理解できないことも納得できないこともあって当たり前なのである。
相手と意見がぶつかったとき冷静に考えるべきである。
自分の意見を通すこと、自分のやりたいようにやることが目的になっていないか。
それは子どもの成長のためなのか。
自問すること、目的や根本を考えること
改めてその大切さを意識して過ごしていきたいものである。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。