U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

保護者面談

398 特支学級記3/2火 保護者面談

 

朝、いつものように立哨。

今日も暖かい。

 

1時間目。

Eと話をする。

昨日の下校でトラブルがあったようだ。

その聞き取りと指導。

どうしても気持ちが舞い上がってしまうと

人のことを煽ってしまう。

これはこれからも気長に指導を続けるしかない。

イライラしながらも

状況をきちんと話すことができたのはEの成長したところだ。

そこは褒めるが、やってしまったことは厳しく指導する。

 

2時間目。

AEと授業。

宿題と宿題直し。

その後、Eは算数のスキルに取り組んだ。

3月になって学習に向き合う時間が増えてきている。

いい感じだ。

 

3時間目。

Eと授業。

国語の教科書を読む。

言葉に注目して読んだ。

書かれていることから

登場人物の気持ちを考えたり状況を考えたりする。

説明をしながら何度も考えさせる。

脳に汗をかくように国語の時間は思考の時間を多く取るようにしている。

 

4時間目。

全員での授業。

前半は教室の整理整頓、後半は卒業式練習。

ABCDみんな自分の場所に着席し、卒業式練習に臨んでいる。

これだけでももう感動だ。

先生の話をよく聞いて、姿勢や礼などの練習をしている。

短い時間、集中して取り組むことができた。

卒業式練習後

校長からCの卒業式練習に臨む姿勢を褒めていただいた。

Cの自信にもなるので本当にありがたい。

その後、主幹からも全員が自分の場所に座って取り組んでいて

それだけで感動したし、最後までよく話も聞いて練習もしていて立派だった

と褒めていただいた。

大勢いる中でもよく見てくださっていて感謝である。

 

昼休み。

強風の中、鬼ごっこ

強風の中でも楽しめた。

 

5時間目。

ABと授業。

英語のテストを行った。

 

放課後。

保護者面談。

Aのことは2年間担任した。

今までのことを思い出して

保護者とAの成長を話していたのだが

Aの成長に涙が止まらなくなってしまった。

恥ずかしながら保護者の前で号泣。

私の涙に保護者もつられ、泣きながら面談を行った。

こんなにも感情が溢れてしまうと思っていなかったので

私自身も驚いた。

それでもAの良さやできていること、課題を伝えることができたし

私の気持ちも伝えることもできた。

目が腫れてしまった笑

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日も面談です。

子どもの成長を伝えます。

6年生を送る会

397 特支学級記3/1月 6年生を送る会

 

 

朝、今日からは立哨。

ずいぶんと暖かくなった。

 

1時間目。

自立活動の時間。

今回は、支援級での6年生を送る会。

私のクラスは5人中4人が6年生、1人が5年生だ。

5年生のEは司会。

ABCDは入場のため入り口で待つ。

ABは人前で何かをやるというのが得意ではない。

正直、参加できるかどうか心配だった。

Eの掛け声とともに拍手が沸き起こり6年生が入場してくる。

果たして、ABはいるのか。

CABDの順で入場してきた。

もうそれだけでうるっときている。

Dの後に続いて他の支援級の6年生が続く。

会が進んでいき、6年生からの言葉。

1人一言感謝の言葉を言ってもらう。

Cがトップバッター。

中学校に行って頑張りたいこと、感謝の気持ちを伝えることができた。

さすがCだ。

続いてAなのだが話をすることができずパスすると思っていた。

しかし、マイクを持って立ち上がり

中学校で頑張りたいことと感謝の気持ちを伝えることができた。

今まで一度もできたことがなかったので感動だ。

その次はB。

Bは人前に出て何かをすることがかなり苦手だ。

恥ずかしがり屋なのだ。

マイクをもらうがこちらに視線を送って首を横に振っている。

無理かと思ったがAが声をかけ、感謝の気持ちを伝えることができた。

2人の姿にさらに感動した。

最後はD。

Dは人前に出るのがクラスで一番苦手だ。

交流クラスで日直になると泣いてしまうほど。

これまでも先生が代わりに言っている姿を何度も見たことがある。

Bからマイクをもらうがモジモジしながらこちらに視線を送っている。

無理か〜と思って一歩踏み出そうとした時

Bが声をかけ始めた。

そして、Dが感謝の気持ちを伝えることができたのだ。

全員がみんなの前で話をすることができた。

本当に感動した。

その後も会は進んでいき、6年生が退場して無事終わった。

終了後、私から在校生に向けて少し話をした。

いろいろな思いが込み上げてきて泣きそうになった。

 

2時間目。

ACDEと授業。

宿題と宿題直し。

順調に取り組むことができた。

Aは算数のドリルにも取り組むことができた。

Bは今日から中学校通常学級へ向けて

全て交流で学習をすることになっている。

それぞれが自分たちの頑張ることを頑張っていることが

お互いの良い刺激となっている。

本当に良い関係になった。

 

3、4時間目。

全員交流の時間。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

週明けの鬼ごっこはやはり盛り上がる。

半袖でやっていたのだが

たくさんの子どもたちに「先生、寒くないの?」と聞かれた。

心を燃やしているから大丈夫と煉獄さん風に答えた笑

 

5時間目。

全員交流の時間。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今週は、面談週間です。

さらに成績の提出もあります。

大忙しの1週間になりそうです。

密にならないクラス遊び②

396 密にならないクラス遊び②

 

今回は、第4章〜第6章

第4章『創造力や発想力で楽しむ遊び』

第5章『教科の学びを楽しむ遊び』

第6章『オンラインでこそできる遊び』

で印章に残ったことについて書きたいと思う。

 

第4章では、お題に合わせていくつ書けるかなと写真で一言。

お題に合わせていくつ書けるかなは

出されたお題について、思いついたものをたくさん書くというもの。

語彙を広げることができるし、想像する力をつけることができる。

また、漢字で書いたら+2点とか誰も思いつかないものを書いたら+2点とか

ボーナスルールを設けると楽しみながらできていい。

写真で一言は

IPPONグランプリお笑い番組でお馴染みの大喜利のようなものだ。

想像力が鍛えられるし笑いで場を和ませることができる。

クラスにいるお調子者ややんちゃ系の子どもたちが大活躍するので

時々取り入れると面白い。

ただ下品な言葉やネガティブな言葉が出ることが予想されるので

そこをどうするかは考える必要がある。

 

第5章では、クイズ間違い探しとサイコロどん。

クイズ間違い探しは

間違っている漢字や計算などを出題し正しい答えを考えるもの。

1人でも2人でもグループでも行うことができる。

子どもたちは日付が間違っていたり漢字が間違っていたりすると

すぐに指摘してくるくらい自然と間違いを探すし

間違いを探しなんかは好きなので

ゲームにすれば勉強が得意でない子どもたちも取り組みやすくなる。

また、国語や算数だけでなくあらゆる教科で活用できるので

間違い探しは有効な方法だなと感じた。

サイコロどんは

サイコロを2つ振り、出た目の合計を答えるというもの。

これは、引き算にも掛け算にも変えることができるので

算数の時間の始めの5分くらいで行うと脳が活性化されて

授業に取り組む準備ができていいだろう。

サイコロを1〜6だけでなく9まであるものを準備すると

さらに盛り上がりそうである。

サイコロもテレビ画面に映して行えば

全員分のサイコロがなくても2つあれば行うことができる。

 

第6章では、〇〇王ゲームとサイレントでペア作家。

〇〇王ゲームは

〇〇(友達)に関するクイズを5問だし誰がその子について詳しいかというもの。

学級開きのタイミングや長期休み明けなど

変化のあった時にやると盛り上がりそうなゲームである。

行事の時のバスレクなんかでやっても盛り上がりそうだ。

友達のことを知ることができるし

思わぬ共通点を見つけて友達の輪を広げることもできる。

繋がり作りにぴったりのゲームだ。

サイレントでペア作家は

話をせずに順番に文章をつなげて物語を作るというもの。

いろいろな話ができて

最後に発表をすると笑いがどっと起こりそうなゲームだ。

楽しく文章を書くことができるし

思わぬ言葉や展開を考える子どもたちにみんな驚くだろう。

また、長い期間継続してゲームを行うことで

短い文章ではあるが文章を書く力がつく。

また、国語の漢字の広場の学習なんかで行うと

漢字の学習も合わせてできるのでいい。

ペアでもグループでもできるのでやり方はさまざまだ。

 

 

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

今日からいよいよ3月です。

最後の1ヶ月、1日1日を大切に過ごしていきます。