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小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

密にならないクラス遊び②

396 密にならないクラス遊び②

 

今回は、第4章〜第6章

第4章『創造力や発想力で楽しむ遊び』

第5章『教科の学びを楽しむ遊び』

第6章『オンラインでこそできる遊び』

で印章に残ったことについて書きたいと思う。

 

第4章では、お題に合わせていくつ書けるかなと写真で一言。

お題に合わせていくつ書けるかなは

出されたお題について、思いついたものをたくさん書くというもの。

語彙を広げることができるし、想像する力をつけることができる。

また、漢字で書いたら+2点とか誰も思いつかないものを書いたら+2点とか

ボーナスルールを設けると楽しみながらできていい。

写真で一言は

IPPONグランプリお笑い番組でお馴染みの大喜利のようなものだ。

想像力が鍛えられるし笑いで場を和ませることができる。

クラスにいるお調子者ややんちゃ系の子どもたちが大活躍するので

時々取り入れると面白い。

ただ下品な言葉やネガティブな言葉が出ることが予想されるので

そこをどうするかは考える必要がある。

 

第5章では、クイズ間違い探しとサイコロどん。

クイズ間違い探しは

間違っている漢字や計算などを出題し正しい答えを考えるもの。

1人でも2人でもグループでも行うことができる。

子どもたちは日付が間違っていたり漢字が間違っていたりすると

すぐに指摘してくるくらい自然と間違いを探すし

間違いを探しなんかは好きなので

ゲームにすれば勉強が得意でない子どもたちも取り組みやすくなる。

また、国語や算数だけでなくあらゆる教科で活用できるので

間違い探しは有効な方法だなと感じた。

サイコロどんは

サイコロを2つ振り、出た目の合計を答えるというもの。

これは、引き算にも掛け算にも変えることができるので

算数の時間の始めの5分くらいで行うと脳が活性化されて

授業に取り組む準備ができていいだろう。

サイコロを1〜6だけでなく9まであるものを準備すると

さらに盛り上がりそうである。

サイコロもテレビ画面に映して行えば

全員分のサイコロがなくても2つあれば行うことができる。

 

第6章では、〇〇王ゲームとサイレントでペア作家。

〇〇王ゲームは

〇〇(友達)に関するクイズを5問だし誰がその子について詳しいかというもの。

学級開きのタイミングや長期休み明けなど

変化のあった時にやると盛り上がりそうなゲームである。

行事の時のバスレクなんかでやっても盛り上がりそうだ。

友達のことを知ることができるし

思わぬ共通点を見つけて友達の輪を広げることもできる。

繋がり作りにぴったりのゲームだ。

サイレントでペア作家は

話をせずに順番に文章をつなげて物語を作るというもの。

いろいろな話ができて

最後に発表をすると笑いがどっと起こりそうなゲームだ。

楽しく文章を書くことができるし

思わぬ言葉や展開を考える子どもたちにみんな驚くだろう。

また、長い期間継続してゲームを行うことで

短い文章ではあるが文章を書く力がつく。

また、国語の漢字の広場の学習なんかで行うと

漢字の学習も合わせてできるのでいい。

ペアでもグループでもできるのでやり方はさまざまだ。

 

 

本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

今日からいよいよ3月です。

最後の1ヶ月、1日1日を大切に過ごしていきます。