子どもは悪くない
今日、この本を読んだ。
「確かに!」、「わかる!わかる!」ところがいくつかあった。
1つ目は、問題が生じたときに「ここ」を解決しようとすることだ。
具体例を挙げながら説明しようと思う。
小学5年生で不登校問題があったとする。
このとき、多くの学校、家族は
どのような方法で学校に行かせようか(=「ここ」)の解決策を考える。
しかし、考えなければいけないところは「ここ」ではない。
不登校に至るまでには
・環境の変化
・夫婦間のトラブル
・祖父母のトラブル
など、そういうものが必ずある。
不登校になってしまった原点をいかにつかみとるかが考えなければならないことであるということだ。
この原点が最近ではなく、何年、何十年と遡ることもある。
原点をつかまなければ、本当の解決とはならない。
2つ目は、後ろ盾が大切だということである。
後ろ盾とは、子どもが
「ああ、この人がいるからがんばれるぞ」と思える誰か
のことである。
これは、家族や友達、教師であったりする。
子どもが安心して何でもできるような存在が大切なのである。
また良い本に出会うことができた。
3学期の子どもたちとのかかわりで大事にしていきたい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。