U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

大事なスキル

376 特支学級記2/5金 大事なスキル

 

 

朝、今日もあいさつ。

金曜日だからかいつもよりもあいさつをしてくれる。

理由がどうであれあいさつをしてくれるのは嬉しい。

 

1、2時間目。

全員交流の時間。

 

3時間目。

全員での授業。

宿題と宿題直し。

終わったからプリント学習。

それぞれが取り組むことができている。

わからないところは聞きにくることができる。

わからないことをわからないと言うことができるのは

当たり前のことかもしれないがとても大切なことだ。

誰にでも言えることだが

特に支援を必要とする子どもたちにとって

人に助けや支援を求めるというスキルは必要不可欠なのだ。

それを子どものうちに獲得としておくことは

長い時間をかけて聞くことが恥ずかしいことではなく

その人にとっての当たり前になる。

こういう社会的なスキルを教えることも大切な指導だ。

 

4時間目。

全員交流の時間。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

毎日運動できるのは私の健康にも良いので本当にありがたい笑

 

5時間目。

ABと授業。

算数の学習を行う。

空き時間だが入ってくださる先生と一緒に

ABに一対一で勉強を教えることができる貴重な時間なので

空き時間を返上して教える。

もともと空き時間はあるようでないようなものなので気にしない。

 

6時間目。

Eと授業。

表情が浮かないので、5時間目の体育の時に何かあったのか聞く。

友達とトラブルがあったようだ。

じっくり話を聞いて

どうしたいか、どうすればいいかを話し合った。

下校前に自分で謝ると決めた。

自分で決めさせることが大事だ。

そして、それを実行させ、成功できるように背中を押したりサポートしたりしてやる。

あくまで自分の力でできたとという体験、経験を積ませて

自信をつけさせるのである。

簡単なことではないが繰り返し積み重ねていくことで

子どもたちの表情や行動が前向きになり変容していくのだ。

話終わった後は何気ない会話をしてリラックスさせる。

話している時に、去年担任していた6年生とその支援級の担任が教室にくる。

その場をお願いしてABの体育の様子を見にいく。

5年生のフラフラしている子が体育館にいるのが見えたからだ。

5年生の子は、1日落ち着かない様子でトラブルを起こしていた。

金曜日の6時間目でABもいつプチンとなるかわからない。

私がその場にいることでトラブルを未然に防ぐことができる。

その旨も支援級担任に伝えて、体育館に来た。

案の定、その子とAが追いかけっこをしていて

もう少し遅かったら完全に喧嘩になっていた。

ギリギリセーフだ。

そのまま体育の様子を見たり、一緒にやったりした。

跳び箱で抱え込み跳びをやっていた。

器械運動は得意な方なので、教えたり声をかけたりやってみせたりした。

できる、できそう、そこまでできれば絶対飛べるよ

と前向きな声を跳んでいる子どもたちにかけたり

ジャンプするだけでまずは大丈夫だよ、跳び箱の上で正座できれば今はOKだよ

と飛べなそうな子に声をかけたりした。

できそうなのに怖くて一歩踏み出せない子には

一回跳んじゃえば大丈夫だけど、一回目が怖いんだよね

と気持ちを共感した。

声かけにしても、性別、性格、状況などによって

声の掛け方はさまざまだ。

久しぶりに一緒に体育をやらせていただいて楽しかった。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

土日は暖かくていい天気です。

たくさん洗濯しようと思います笑