U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

嘘は許さん

348 特支学級記12/10木 嘘は許さん

 

朝、今日は立哨。

担当のベテランがいなかった。

来れない時にはせめて連絡してほしい。

 

1時間目。

CDと授業。

算数を行う。

Cがパニックになりかける。

わからないとすぐに自分をダメなやつだと言い始める。

できることだけやっていれば

こんなことにはならないのだが

それではCは何も習得することができない。

できるだけハードルをグッと下げて

すぐにリカバリーできるところで負荷をかけていく。

信頼関係を築いているからこそできることだ。

これから成長していく中で

難しいことやできないことはいくらでもある。

その時にすぐに投げ出していては何もできない。

少しずつ少しずつ子供を鍛えていく。

 

2時間目。

ABと授業。

算数を行う。

ABもしっかりと取り組んでいる。

2学期の学習も残りわずかで俄然やる気になっている。

 

3時間目。

Eと授業。

国語を行う。

アンパンマンを読む。

範読していると、気になるところにEが反応する。

こちらから問うこともあるが

Eが気になったところをつないで問いにすることもある。

以前は国語が苦手だったEだが

最近になってようやく国語が面白いと言うようになった。

こういうことを言われるから教えることは楽しいのだ。

 

4時間目。

ABと授業。

整理整頓を行った。

机やロッカーをきれいにしておこうという意識が最近出てきた。

いいことだ。

また、こまめに整理整頓をしているから

やる度に捨てるものは少なくなり短時間で終わるようになっている。

AもBも今日は早く終わった、あんまり捨てるものないなーと言っていた。

いいことに気づいている。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

他クラスと合同で行う。

他クラスの子どもたちとやると

ルールが明確になって良い。

曖昧さがなくなるからはちゃめちゃなことが起こらなくなる(笑)

 

5時間目。

CDEと授業。

みんなで算数。

2学年同時に違う内容を教えることは本当に難しい。

しかし

何を教えるか、どのように教えるか

それを考えるのが面白いところだ。

 

6時間目。

Eと授業。

ABが疲れ切っていて荒れ気味に。

いつも通りの時間割なのにキレている。

こういう時は話を逸らして、笑い話をする。

意識を違うところへ持っていき、気持ちをリセットさせるのだ。

気持ちを切り替えて授業へ行った。

説明だけ聞いてきて、活動はこちらでやると話してきたようだ。

こちらで図工を行う。

写し紙がぐちゃぐちゃだとBがイライラし出す。

交流にもらいに借りにいくが残念ながらない。

自分の写し紙は交流に捨ててきたと言って帰ってきた。

するとAが自分が使い終わったから貸すよと声をかける。

素敵な光景だ。

Bもやる気を取り戻し取り組んでいた。

途中、職員室に行くと廊下にぐしゃぐしゃになった写し紙が落ちていた。

Bが私に言ったことと違う。

嘘をついたら怒ると日頃から言っているので容赦なく指導する。

教室がピリつき

教室にいたAとEは自分の椅子に座って静かに何かに取り組んでいた。

空気を読むのは大事なことだ。

私は、滅多に怒ったりはしないが

人のことを傷つけたり、嘘をついたり、同じことで何度も注意したりした時だけは

本気で指導するようにしている。

人としてやってはいけないことだし

学習していないということだし

このようなことでは人として成長できないと思うからである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は中学校の新入生説明会で4時間授業です。

卒業生にも会えるので嬉しい1日です。