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小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

新学期の始め方

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新学期の始め方

 

いよいよ、明日から3学期だ。
あっという間の冬休みだった。
お正月が終わり
やっとゆっくりし始めたというところで3学期。
大人でももう少し休ませてくれと思うのだから
子どもたちもきっと同じことを思っているのではないだろうか。

そんな憂鬱な気持ちで始まる3学期。
どのようにして、子どもたちを迎えるのか。

 

まずは、笑顔だ。
笑顔で
「〇〇さん、おはよう。〇〇さんに久しぶりに会えてうれしいよ。」
と声をかける。
名前を呼ぶと安心感が生まれるというデータがある。
名前を呼ぶこと
そして笑顔で、会えてうれしいと声をかけること。
誰でも久しぶりの場所は緊張するし、不安だ。
だから、最初に意識したいのは
少しでも安心感をもたせることである。

 

朝、少し時間がたつと
「先生、宿題忘れました。」「先生、宿題終わりませんでした。」
という報告がある。
そんな子どもにどのように声をかけるか。
「明日持ってくればいいよ。今日は、学校に来ただけでおっけー!」
もっと寝ていたい、もっと家でゲームをしていたい
そんな気持ちがある中で、学校に来ているのだから
それだけで初日は100点だ。
学校に来てくれただけで十分である。
宿題までやってきていたら、おつりがくるくらいだと思えばいい。
ハードルをぐっと下げるのである。
初日からガチガチでいくのは、大人も子供も息苦しい。

 

その後、始業式などがあって、クラスの時間や学活の時間がある。
そういう時間には
クラスでできるアクティビティを行いたい。
5分、10分の短い時間でいい。
子どもたち同士が関わりあえる活動を行うのである。
「今年もよろしく」と言って、〇人の人とハイタッチしたら座る
お正月遊びの福笑い
オリジナルのすごろく
1学期、2学期過ごしてきたとはいえ
友達同士も最初は緊張する。
ゲームやアクティビティを使って
自然と関わるようにするのである。
何をするかは学級の子どもたちの実態に合わせてということになるが
友達とかかわり、気持ちよく3学期のスタートがきれるように
学校に行って楽しかったと思ってもらえるように
いろいろと工夫したいところである。


安心感をもたせる
ゲームやアクティビティで、子どもたち同士のかかわりを増やす

 

これらのことを意識して、最初は過ごしたい。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。