U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記4月20日

4月20日、今日は5時間目に授業参観がある。

今週6日目の学校なうえに、1日の時間も変則的

これは荒れるだろうと覚悟して学校へ。

 

今日は午前中は40分授業。

1時間目。

聞くトレーニングを行う。

これだけは、飛び出してしまう子も取り組む。

線なぞり、点つなぎ、線書き、3枚行ってプリント貯金。

次に、10マスたし算。

時間制限を加えて、緊張感と集中力を高める。

計算スピードも上がってきている。

残りの15分。

教室内で魚や昆虫の世話の仕方を調べたり、アイロンビーズをしたり

心を落ち着ける。

個別に呼び出して、授業参観の練習も行う。

授業参観がパフォーマンスになっているのが何とも言えない。

これを当たり前としてよいのか・・・

 

2時間目。

国語。

漢字のワーク、読み取りワークに取り組む。

5年生のあめ玉を教えた。

旅人のお母さんが「だまっておいで」と言ったのはなぜか

子どもたちは、文中から言葉を見つける。

本文には、『さむらいがおこってはたいへんだからである。』と書かれている。

なぜ、怒ると大変なのかと問う。

子どもたちは、「侍に切られて、殺されるから」と答えた。

よく理解してる。これはいけると思い、次のことも問う。

『お母さんの「だまっておいで」は、先生たちの「静かにしなさい。」と同じか』

これも子どもたちは即答した。まったく別物である。

理由も考えていたがうまく言葉にできないようだった。

でも、考えることが大事なのである。

お母さんのだまっておいでは、命がけであるということを説明した。

飛び出してしまう子が真剣に話を聞いている。感動!!!

では、続きはまた明日というと

話の続きが気になったようで教科書を最後まで読んでいた。

うれしい姿であった。

 

 

あっという間に時間がきてしまった。

本日もここまでである。

最後まで読んでいただきありがとうございました。