U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

指導の難しさ

401 特支学級記3/5金 指導の難しさ

 

 

朝、いつものように立哨。

少し暖かいというだけで気持ちも明るくなる。

天気はモチベーションを左右するのかもしれない。

 

1時間目。

全員交流の時間。

今日はEが休みで、Dが遅刻。

交流教室を見て回るがなんだか寂しい。

 

2時間目。

全員交流の時間。

 

休み時間。

何人かを呼び出し登校のことを指導する。

自分のクラスではない子どもたちを指導するのは難しい。

今の子どもたちは

何を言うかではなく誰が言うかで納得できるかどうかが大きく変わってくるからだ。

そのため、私から子どもに話をした後に

各担任にも「○○先生、どうですか?」と話を振るようにしている。

信頼関係がある人からの言葉は子どもに届く。

親や担任など、関係の深い人には敵わない。

だからこそ、頼って力を貸していただくことは大事なことだと思っている。

また、自分の言葉に納得してもらうためには

自分自身が子どもたちや大人からの信頼を得なければならない。

信頼を得るためには、自分を知ってもらうことが大切な要素の一つである。

私があいさつをしたり、鬼ごっこをしたり、話をしたりするのは

自分のクラス以外の子どもたちから信頼を得るためでもあるのだ。

各クラスの子どもたちと1人と仲良くなれば

〇〇先生面白いから話に行こうとなったり、廊下でばったり会って話したりで

その1人の周りにいる子どもたちにも認識されるようになる。

1が2、3と広がれば、どんどん話は広がっていく。

私のいないところで私の話が広がり、関係を作りやすくなるのだ。

 

3時間目。

卒業式練習。

返事が良くなっている子が増えたが

金曜日で疲れているのか小さくなってしまった子もいた。

指導をするときにどうしても声の大きさばかりに注目がいってしまうのだが

元から声が小さい子にとってはかなりしんどい時間だ。

小さくても口を開けて、普段よりも少し高めの声で返事をすれば

張りのある声になり少しは響くようになる。

声の出し方を教えることも必要だと私は思う。

また、なぜ返事一つで指導されるのかも説明する必要がある。

単純に返事の声が小さいと言われても子どもたちは納得できないし

それで行動を変えようとは思わないからである。

その場でも教室でも教師の語りが子どもたちを変える。

 

4時間目。

全員交流の時間。

 

昼休み。

ごっこが始まるまでABの交流クラスの子どもたちと

外でたくさん話をした。

慕ってくれるのは本当に嬉しいしありがたい。

 

5時間目。

全員で授業。

宿題と宿題直し。

あとはゆっくりと過ごした。

今週から本格的に卒業式練習が始まり

みんな疲れたようだ。

話をしているときに

私「1週間長かったね。ほんと疲れたよ。」

子「僕も疲れました。」

私「よく頑張ってたもんな。疲れたね。」

子「先生、こんな日はパーっと行きますか。」

私「いいねー。パーっと行っちゃうか。」

子「もちろん先生のおごりで。」

私「ばかやろー。調子いいな。」

というやりとりがあった。

みんな笑っていた。

こんなやりとりができるようになったのが本当に嬉しいし

成長を感じて幸せである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

疲れているのでゆっくり休もうと思います。

 

 

 

 

 

体感

400 特支学級記3/4木 体感

 

朝、いつものように立哨。

今日から新しい班での登校。

新しく班長になった子どもたちはなんだか嬉しそう。

気持ちを新たに頑張ってほしい。

 

1時間目。

Eと授業。

算数のスキルを行う。

正多角形の学習をした。

単純な計算は早い。

数が大きくても筆算を使ってかけ算や割り算をやってしまう。

文章を読み取るのは難しいが

そこを説明してやると自力解決ができる。

スキルのページ数も終わりが見えてきたので俄然やる気のようだった。

 

2時間目。

Eと授業。

引き続き算数のスキル。

この時間も一生懸命取り組んだ。

残り5ページまできた。

 

3時間目。

全員交流の時間。

 

4時間目。

卒業式の練習。

今日は、入退場、証書授与、記念品贈呈の練習をした。

私は今日も校長役。

証書授与も3回目になると、みんな所作が美しくなっていく。

返事の声も出る子が増えてきた。

気持ちの込もった返事には、感動する。

うまく言葉では説明できないが

校長役としてあの場に立つと感じるものがあるのだ。

目の前に立ち、目を合わせ、礼をして、返事をして、卒業証書を渡し、礼をする。

たったこれだけのことなのだが伝わってくるものがあるのだ。

子どもたちのことをよく知っているからということもあるかもしれないが

感覚的に感じるものがある。

 

給食。

今日は途中で放送をしに行く。

新しい登校班、登校ルートでの登校になり

改めて登校の仕方について確認をするためだ。

連絡をする前に

「みなさん美味しく給食を食べていますか。牛乳大好き○○先生です。」

というあいさつを入れた。

少しでも聞く気になってほしいという思いから言ったのだが

これが意外に好評だった。

 

昼休み。

給食の放送のことを話題にしてくれる子が何人もいた。

登校の仕方について質問するとよく話を聞いていたことがわかった。

聞きたくなるような工夫も必要だ。

今日も鬼ごっこをしたのだが

過去最高に人が集まった。

その数約30人(笑)

4年生と6年生とやったのだがクラスレクをしているようで非常に楽しかった。

 

5時間目。

全員交流の時間。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今月は5時間授業なので1週間が早く感じます。

あと2週間後には卒業式です。

 

子どもの意識

399 特支学級記3/3水 子どもの意識

 

朝、いつものように立哨。

日の当たるところはだいぶ暖かくなった。

 

1時間目。

CDと授業。

宿題と宿題直し。

その後、整理整頓。

今日も保護者面談がある。

親が来るときは子どもたちは意識して

机やロッカーの中をきれいにしようとする。

普段からきれいにしてほしいところだが

こういうことができるのであればそれでもいいかなとも思う。

将来、一人暮らしをするようになった時に

誰かが家に来るとなったら部屋をきれいにするぐらいできればいいからだ。

気を遣うことができるのは大事なことだ。

 

2時間目。

全員交流の時間。

 

3時間目。

卒業式の練習。

今日は証書授与の練習をした。

体育館に行く前に

Bが交流の友達とトラブル。

教室で追いかけっこをしていたのを乱暴な方法で止められたことにキレたようだ。

止めた子のことをぶっ飛ばすとか言っている。

非常にふざけている。

自分が悪いということは全く考えずに

乱暴をされたということにのみ意識がいっている。

じっくりと話をする。

話をした後、卒業式の練習へ。

ACDはよく頑張っていた。

Bは見ているだけだった。

以前だったら体育館にも行かず拗ねていたのだが

体育館に来て、活動を見ることができたのは成長だ。

 

4時間目。

全員交流の時間。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

人数が少なかったがみんな楽しめたようだ。

 

5時間目。

ABEと授業。

宿題と宿題直し。

その後は、個別に学習を行った。

ここ最近の気温差にみんな疲れている。

卒業式の練習も始まり、気疲れもあるので

無理はさせずに5時間目を過ごす。

 

放課後。

保護者面談。

子どもの成長を話せるのは本当に嬉しい。

良い話ができた。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今週もあと2日。

体調に気をつけながら頑張ります。